「そもそも副詞って何?」英語の関係副詞を日本語でわかりやすく理解する方法

「関係副詞」は「関係代名詞」の仲間、みたいな感じでなんとなくうろ覚えの方も多いのではないでしょうか。

そもそも「副詞」っていったい何なのでしょうか?

ここでは英語が苦手な方や初心者の方、もう一度改めて覚えたい方向けに「日本語で関係副詞の意味をしっかり理解する」をポイントに、英語の関係副詞の使い方と関係代名詞との違いを解説します。

そもそも副詞って何?

副詞とは名詞以外を修飾し、他の言葉の意味をくわしく説明する品詞です。※形容詞は名詞を修飾する語とだけ簡単に覚えておきましょう。

名詞以外とは

・動詞
・形容詞
・副詞
・句
・節
・文全体

です。

動詞を修飾

・He walks fast.(彼は速く歩く)

「速く」は「歩く」という動詞を修飾しているので fastは副詞だということがわかります。

形容詞を修飾

・She is very beautiful.(彼女はとても美しい)

 「とても」は「美しい」という形容詞を修飾しているので veryは副詞だということがわかります。

副詞を修飾

・He walks very fast.(彼はとても速く歩く)

「とても」は「速く」という副詞を修飾しているので fastは副詞だということがわかります。

句を修飾する

The gate is opened exactly at nine.(門は9時きっかりに開く)

「きっかりに」は「9時」という句を修飾しているので exactlyは副詞だということがわかります。

節を修飾する

I arrived soon after the train left. (列車が出たあとすぐ私は到着した)

「すぐ」は「列車が出たあと」という節を修飾しているので soonは副詞だということがわかります。

文全体を修飾する

Probably you are in the wrong. (多分、君の方がまちがっている)

「多分」は「君の方が間違っている」いう文全体を修飾しているので Probablyは副詞だということがわかります。

ここまで、副詞がいったい何なのか、理解できたでしょうか。

英語の関係副詞とは?4つの使い方

英語の関係副詞は接続詞と副詞の働きをして形容詞節を導きます

「when(時)、where(場所)、why(理由)、how(方法)」の4種類が主に使われ、関係副詞の前にある名詞(先行詞)を修飾する節を作る働きをします。

4つの関係副詞の代わりに「that」が用いられることがありますが、特に「when」の代わりに使用されることが多い関係副詞です。

時を表す関係副詞「when」

時を表す関係副詞「when」では「time(時)」「day(日)」「year(年)」「the period(期間)」など、時間に関する先行詞が来ます。

先行詞「the time」は、省略して「when」を用いる場合があります。

「the time」以外の先行詞では、意味のニュアンスが消されてしまうため、文法的には成立しますが、省略は起きにくい傾向にあります。

・I remember (the day) when I met her for the first time.

私は初めて彼女に会った日を覚えています。

「when I met her for the first time」が先行詞「the day」を修飾し、どんな日だったのかを説明しています。

場所を表す関係副詞「where」

場所を表す関係副詞「where」では「place(場所)」「town(町)」「city(都市)」など、場所に関する先行詞が用いられます。

先行詞が「the place」の場合、省略して「where」を先行詞なしで用いることもあります。

・Paris is (the place) where I grew up.

パリは私が育った場所です。

理由を表す関係副詞「why」

理由を表す関係副詞「why」の先行詞には「the reason(理由)」が使われます。

先行詞、または「why」のどちらかを省略できます。

「the reason why」は、フォーマルになりますが「the reason for which」と置き換えられます。

・Tell me the reason why you were late.

→Tell me why you were late.

→Tell me the reason you were late.

あなたが遅れた理由を教えてください。

方法を表す関係副詞「how」

方法を表す関係副詞「how」は、関係代名詞の「what」と同様に、先行詞「the way」を含んでいるため、the wayとhowを同時に使うことはなく、どちらが省略されます。

・This is how I learned English.

→This is the way I learned English.

これが、私が英語を学んだ方法です。

関係代名詞との違い

関係副詞と関係代名詞は、どちらも名詞を詳しく説明する形容詞的な同じ働きをしますが、説明の仕方は若干異なります。

関係代名詞の後には名詞が欠落した「不完全な文」が、関係副詞の後には欠落箇所のない「完全な文」が続きます

関係代名詞

This is the city which I was born in.

ここは私が生まれた都市です。

「This is the city.」「I was born in」と2つの文に分けた場合は「in」の後に、先行詞の「the city」が挿入できます。

名詞が挿入できる場所がある時は、不完全なので、関係代名詞の「which」が使われます。

「which I was born in」は、少しフォーマルになりますが「in which I was born」と書き換えることも可能です。

関係副詞

This is the city where I was born.

ここは私が生まれた都市です。

関係副詞の文では先行詞の「the city」を「I was born」の文中に入れるのには前置詞が必要になります。

「in the city」は「where(there)」とイコールとなるため、副詞句となり関係副詞「where」を用います。

また、関係副詞は関係代名詞のような主格・目的格・所有格といった格はありません。

関係副詞の非制限用法

関係副詞でも非制限用法があり「when」と「where」だけ、非制限用法が用いられます。

非制限用法では関係副詞の前に「,」カンマを置きます。

「when」では「するとその時に(=at the time)」「そしてそれから(=and then)」「ちょうどその時に(~ した途端)」という意味になります。

「where」は、「そしてそこに(=and there)」という意味です。

・We got up at seven, when I took a shower.

 私達は7時に起床しました、それから私はシャワーを浴びました。

・I went to Italy, where I had dinner.

 私はイタリアに行き、そしてそこで夕食をとりました。

まとめ

関係副詞を理解するには、関係代名詞との違いや用法が分かりやすい例文にたくさん触れて、慣れていくしかありません。

難しい解説を読む必要はなく、関係副詞が使えるパターンをまずは確認してみましょう。